昭和初期だと、大阪であっても一般庶民は持家なんて無理だったろうなぁ。。。
きっと、ここに来れたのは裕福な資本家や実業家が中心だったに違いない。
庶民的ばね屋である自分が、物怖じせず見て回れるのも建物全体が人にやさしい雰囲気になっているからだろう。。。
屋上から一つ下の階で建築設計関連などの資料を見せていただきました。
店主さんのお話し。10年ほど前までは、ただの古びたビルだった。
でも、塔屋からたくさんの設計関連資料が出てきて徐々に建物を維持することの意義に気付いたそうです。
今の世の中にある風潮、すぐに新しいもの便利なものに作り変えてしまう「使い捨て」の文化には賛同できなかったそうです。素晴らしい!
きっと時計屋の血がそうさせたんでしょう。。。
このお話しを聞けただけでもこのツアーに参加して良かったと思いました。
内装のあちらこちらにこだわりがあるのは、設計者だけのものでは成り立たないはずですね。
創業者さんの自画像や古い写真がずらり
時計や銀細工などの置き物もたくさんありました
これを拝見したかった!塔屋からでてきたとされた設計図書。
青焼きは色あせずキレイな状態のまま。これまた、素晴らしい!
興奮冷めやらぬまま、階段をおりて1階へ。
「HISTORY」(⇒白黒百景)
スライドショー(大きい画面でみれますヨ)
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