2010年5月8日

尼崎寺町

行ってきました!尼崎寺町をぶら歩き!

3月には、~尼崎の歴史にふれるひととき、すごしませんか~(歴史ウォーク開催)へ参加したことがあります。

●城内・尼崎藩と近代建築コース
阪神大物駅北側、大物川緑地公園→大物主神社→城内(尼崎城跡、旧尼崎警察署、阪神煉瓦倉庫、櫻井神社等)→開明庁舎(中央支所)

ボランティアガイドさんのご案内に従って、阪神大物~尼崎駅付近の歴史スポットを散策。近代建築中心と言うことで明治後期から昭和初期の建物とそれに携わる歴史・文化をご紹介いただきました。

資料:PDF

ウェブからのフォローアップもあります。
(NPO法人文化財夢工房-文化財探検マップ(尼崎2010年版))
グーグルマップ内の数字が街歩きした各コースの担当者が撮った写真とコメントなど…
地図下のプルダウン「尼崎周辺旧地図」「透明度の調整」をクリックすれば地図上に昔の地図(明治44年・大正15年・昭和31年)を重ねて表示することができます。線路沿いに発展した街並みの変遷を今も残る史跡と共に考察することができます。

旧尼崎警察署のアールデコなどは外観からも当時を彷彿させますし、阪神電鉄尼崎西煉瓦倉庫(旧阪神尼崎発電所)は英国から煉瓦を輸入して建設された歴史ある建物です。


そして今回は、
●「尼崎寺町」のボランティア・ガイド(尼崎ボランティア・ガイドの会)
スタンダード寺町(所要時間90分)
阪神尼崎駅北側 緑の相談所前⇒本興寺⇒(広徳寺・甘露寺・法園寺)⇒大覚寺⇒長遠寺⇒尼信博物館(尼信貯金箱博物館)
といったコース取りに、終了後補足して、全昌寺⇒如来院⇒専念寺⇒善通寺⇒常楽寺あたりを散策しました。

阪神尼崎駅から南西へ3分ほど歩くと、11カ寺が軒を連ねる「寺町」があります。江戸時代、尼崎藩主であった戸田氏鉄は徳川2代将軍・秀忠に命じられ、現在の城内地区に尼崎城を築城。その際、尼崎のまちに散在していた寺院を、城の西側に集めてできたのが、現在の寺町です。この界隈をボランティア・ガイドの方と一緒に散策してきました。


・参考:尼崎の寺町コース(兵庫ツーリズムガイド)
江戸期、大坂が商業の拠点であり幕府の重要地であったことはご存知の通りですが、その西に位置する尼崎は、大坂を守る西の要地でありました。このため、大坂の陣の後、徳川幕府は譜代大名の戸田氏鉄 (うじかね)を配し、1618年に4層の天守を持つ尼崎城を建てさせました。戸田氏は5万石でしたが城は高さ18mの10万石級のものと言われています。尼崎はその城下町です―(中略)

寺町は尼崎城下町の西北の一郭で、城の建設地や他の城内地にあった寺院を一箇所に集めたところです。氏鉄が寺社勢力を統括しようと考えたのでしょう。現在も11ヵ寺が残っており、工業都市とは思えない静かな落ち着きを占めした一画になっています―(以下略)

お寺の由緒は、wikipediaなどにも書かれている。


実際歩いてみると、尼崎とは思えないほど静かでゆったりした空間でした。


宗教には全く疎いですが、ガイドさんの丁寧なご案内もあって少しは歴史的な背景も理解が深まりました。江戸幕府にとって直轄で支配した土地柄が昔の隆盛を物語っていました。


たまに歩く"尼崎" いいもんですね~(^^

スライドショー(大きい画面は⇒こちら


位置図

大きな地図で見る

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