2010年12月30日

今年を振り返る

「インタラクティブ・コミュニケーション」を確立したい。。。
とかなんとか、きわめて抽象的ではありますが、、年頭に目標をたてました
(元日のmixi日記に書いた記憶があります…)

・一方向では無く双方向な関わり合い
・時間に束縛されず非同期した情報交換
・ややマニアックでオタッキー、脱大衆した情報発信

キーワードは常に"ゆる~く関わり合う"といった感じ(^^

ブログ・twitterといったSNSは、日常不可欠なコミュニケーションツールとなっています

<写真>
○街歩き
近代建築では生駒ビルの螺旋階段が一番印象に残っています(のりみさんのツアーにて)
HISTORY

船から眺める大阪の街。中之島は最高でした~♪(カオスさんの舟イベントにて)
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深夜探検!新幹線車両の輸送を見学にも行きました(seemoさんに同行)
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ブログやtwitterを通じてお誘い頂いた街歩きイベント。たくさんの方たちと交流を深めることができました

○AR(拡張現実)
大阪の街中にARアヒルちゃんを出現させる企画
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ジャンボアヒルコード(ゴリモンさんデザイン)
ARアヒルちゃん@阪急梅田旧館前①

みんなで出し合うアイデアに感銘を受けました(Mharuさんのプログラミング)
ARアヒルちゃん@阪急梅田旧館前②

梅田、道頓堀、八軒家浜での実証実験やクリスマス忘年会。本当に楽しかったです(^^
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(写真:新之介さん
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企画に参加して下さった方々、本当にありがとうございました~!


<動画>新しい体験の下、ゆる~く駆け抜けた一年でした♪パチパチパチ


甲子園にタイガースの観戦へもたくさん行きました
食べ歩き的イベントや商店街イベントにも参加したり…
リアルで工作教室のお手伝いや各勉強会

ふり返ると平和な一年だったように思います
皆さんありがとうございました!


どうぞ良いお年をお迎え下さい~♪♪

2010年12月26日

大阪市中央公会堂

Heaven, I'm in heaven ~♪

心地よいジャズソングが流れる"大阪市中央公会堂"

特別公開イベント「大阪市中央公会堂 ワンコイン 見学会 2010」へ行ってきました

この日は大阪・中之島「光のルネサンス」も開催されていました(写真は光絵画)
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ファサードのデザインは、コンポジット式柱頭を持つ4本の柱からなるジャイアントオーダー(大柱と小柱を並列)と、上部の半円アーチから見て取れるネオ・バロック調の荘厳な雰囲気(Het参照

老朽化が進んだため、2002年9月末まで保存・再生工事が行われリニューアルオープン。以降、耐震補強、免震レトロフィットやバリアフリー化がなされ、ライトアップも行われています

なかなか入ることのできない特別室も観賞することができました~♪
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ステンドグラスに映り込んだ松岡壽"天地開闢"の天井画・壁画

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設計は、懸賞付き建築設計競技(最終的に13名が参加)により岡田信一郎案が1位となり、岡田の原案に基づいて、辰野金吾・片岡安が実施設計を行ったそうです。今回は、コンペ全作品も展示されており興味深かったです


「大集会室」ハンドベルによる演奏
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「中集会室」タイムスリップしそうな空間
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シャンデリア
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床に唐花模様
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「小集会室」もおしゃれ
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そして「特別室」の天井画
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<スライドショー>(大きい画面は⇒こちら


<位置図>

大きな地図で見る

この日は中集会室でジャズコンサートがありました
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正木麻衣子(ヴォーカル)・梅田望実(ピアノ)。「Cheek To Cheek」など多彩な選曲でした~♪


<♪BGM>最近のお気に入り"Jane Monheit"


本当に素晴らしい建築物です。どこを切り取っても絵になりました。
来年もこのイベントがあることを期待しています~(^^

2010年12月17日

チャスカ茶屋町

言葉をなくす…

茶屋町から眺める大阪キタ

ここは天空…
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十字架の向こう側から未来が見つめてる…
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チャスカ茶屋町最上(23階)空の教会「チャペル・ド・シエル」
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鋭角のフォルムから見える景色は本当に素晴らしい!
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先日の淡路夢舞台に続いて"安藤忠雄建築"を堪能しました~♪

チャスカ茶屋町は今年4月に一部オープン、東急ホテル跡の複合商業ビルで年末には大型書店もオープン予定。高層階には結婚式場、中層階は賃貸マンションや公園(空中ガーデン)となっているようです。
開発コンセプトは「ライフスタイルを創造する複合立体融合都市」。デザインコンセプトは「都市のスピード感」と言うだけあって、空を突き抜けるような心地よい感覚を味わうことができました(^^

10階のカフェ「ALLONS-Y」はかなりカジュアルな感じ
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カフェテラスからの梅田遠景
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カフェで食事したあとに興味本位で見学希望したら快諾。さすがウェディングホテルですね。文句なしの応対とサービスで色んなところをご案内していただきました(^^

ホテルはなかなか入れなくても、10階にあるカフェはかなりの穴場と見ました。
是非一度、行って見て下さい~(^^

<スライドショー>(大きい画面は⇒こちら)


<位置図>

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<関連記事>
・梅田経済新聞『茶屋町にウエディングホテル「アルモニーアンブラッセ大阪」』 2010/04/23

<過去エントリ>
・『大山崎山荘美術館』 2010/05/23

・『近つ飛鳥博物館』2010/07/25

・『淡路夢舞台』 2010/12/12

2010年12月15日

中之島ナイトクルーズ

seemoさんのお誘いで御舟かもめで行く 中之島ナイトクルーズ』に参加してきました

乗船ルートは 若松の浜船着場から まず大川を八軒家浜方面へ東へ、さらにのぼって大阪城付近で引き返します。ここから堂島川を西に向かい中之島西端で土佐堀川に入り東へ中之島東端から再び大川をのぼり大阪城付近へそこで折り返し若松の浜船着場へ戻るといった感じ。夕暮れ時の16時20分から2時間のクルーズを楽しく満喫できました(^^

<写真>
御舟かもめの船長さんはサンタさんの格好で演出。船上にはコタツ~♪
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若松の浜船着場から東へのぼり天満橋を超えて川崎橋を横目に大坂橋・寝屋川橋・京橋を通ります
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大阪城と夕暮れ
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水晶橋~♪
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大江橋から淀屋橋方面がチラッと
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堂島川を西へ行って玉江橋を越えるとラバーダックが待ってます(・◇・
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中之島西端あたりで日暮れ。この日の波はかなり穏やかでした(^^
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暗くなると撮影は困難に…。でも、楽しいクルーズは続きます。淀屋橋を潜り込む♪
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OSAKA光のルネサンスが開催中。橋のイルミネーションとイベント船
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天神橋と剣先噴水
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再び大阪城を見ながら出発した若松の船着場へ帰還
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<スライドショー>(大きい画面は⇒こちら


<位置図>

より大きな地図で 中之島ナイトクルーズ を表示

<過去記事>
「御舟かもめ」クルーズ 8月31日
フォトクルーズ『川から撮るディープ大阪』 10月5日
ウキウキ船さんぽ  10月7日

seemoさんには
深夜冒険~♪(新幹線車両陸上輸送見学) 9月4日
など、たくさんのイベントでお世話になっています。いつもありがとうございます~♪

2010年12月12日

淡路夢舞台

久しぶりに安藤忠雄建築を堪能する機会がありました

○11月の終わりに東京へ小旅行

21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)
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こちらは、デザインという視点から日常的な出来事や物事に目を向け、色々な提案をおこなっているようです。オープンは2007年。東京ミッドタウンと合わせてオープンしています

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今回の企画展は、「REALITY LAB——再生・再創造」展
社会が抱える問題を、デザインはどう解決できるのでしょうか。本展では、三宅一生がリサーチを進める過程で出会った作家や科学者、企業とともに、ものづくりの未来に向けたメッセージを示します。生命力あふれる「創造の可能性」について、専門分野の違いを超えて考えていきます。(HP参照

すぐそばにある国立新美術館の「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」を鑑賞した後に立ち寄りました。去年もこのパターンで行動。この辺り、東京の中でも好きな場所になりつつあります(^^


○地元から淡路島へ

淡路夢舞台「奇跡の星の植物館
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ここでは「花と光のページェント2010 in 淡路夢舞台 ~光のクリスマスファンタジー~」を開催中

安藤忠雄さんの代表作とも言われる『淡路夢舞台
海を望む国際会議場・ホテル・植物園等が点在する敷地内は、複数の個性的な庭園があり、遊歩道やデッキなどで結ばれ、全体が回遊式庭園となっています

優雅に朝日を浴びる庭園
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展望テラス
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百万枚の貝がらを手作業で敷設したそうです
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円形フォーラム
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楕円フォーラム
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曲線から直線へ 
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遊歩道の先に植物館があります。マイナスイオンに包まれた心地よい空間でした。また行ってみたいです(^^

○オマケ:明石大橋のイルミネーション
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楽しいクリスマスがもうそこまで来ていますね~♪



<過去エントリ>
・『大山崎山荘美術館 』 2010/05/23

・『近つ飛鳥博物館』2010/07/25

2010年11月25日

Telenoid(テレノイド)

ATRオープンハウス2010見学の続き

大阪大学 基礎工学研究科の石黒浩教授(ATRフェロー)とATR知能ロボティクス研究所とが開発した「Telenoid(テレノイド)」を見ることができました

入口のポスターには
●ミニマルデザイン:人の存在感を伝達する上で、必要最小限の機能と外見を追求しました。子供にも大人にも、男女どちらとも見えるような外見を目指しています。

●研究の方向性:
コミュニケーションメディアとしての有効性を検証するとともに、存在感を伝達する上で、必要最小限の機能・外観とは何か、という問題を追及します。

●利用シーン
・お年寄りの、遠くに住む孫やひ孫との対話に
・遠隔デイケアサービス、見守りサービスに
と、書いてあります。

さっそく、デモを見学です(^^

「怖い…」「キモイ…」の声が大多数。個人的にはゾクゾクするようなデザイン。期待度大です(笑)
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研究員さんの説明(動画)


触った感触は一変して「気持ちイイ」がほとんどでした。実に面白いリアクション♪
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体験している様子。人と話しをしているようにしか見えません(動画)


別室からオペレーターが話しかけています。しかし、ほとんどの方はそれに気づいていませんでした。。。
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室内全景
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この開発、応用した後には手のひらサイズにするようです。
人として認識できる必要最小限の外観により通話相手の顔を思い描くことができ、親密な会話が可能になる。「世界最大の端末メーカーと日本最大の通信会社と共同開発」しており、「わが国初の情報メディアとして普及させたい」
(中略)
すでに携帯電話やスマートフォンが普及しているが、これらは「通話やメールを行うためのツールであり、本当の意味での会話ツールになり得ていない」。会話ツールとして進化させるには「遠隔地にいる通話相手に対し自身の存在感を伝えることが必須であり、そのためのデバイスとして開発した」
ロボナブルより引用)

去年の石黒浩先生のお話しでは、近々に一般の人でも手に入れることができる価格帯でジェミノイド型(*)のロボットを提供するとのことでした。有言実行、さすがです!

*)参考:engadget日本版「動画:1000万円の女性型アンドロイド、ジェミノイドF」

商品化については、
アクチュエータの数を9つに抑え、電気モーターを採用することで、小型軽量化を図り、同時にコストダウンも実現したこの「テレノイド」を、商品化するのがイーガー。ソフトウエア開発などを手がける同社は、ロボットを用いたサービスや広告事業の提案も行っている。黒木会長は「サービスの提供者が遠隔地にいてもサービスができるため、介護や教育などの分野で新しい遠隔型在宅ビジネスの展開が期待できる」(ロボットラボラトリー参照)
価格は、研究開発用が300万円、一般向けが70万円を想定しているとのことです。

将来性の高い研究テーマに感じました
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数年後、このジェミノイド型次世代会話ツールを持っている自分の姿が思い浮かびました。。。

<参考>
ロボナブル「阪大の石黒教授、相手の存在感を伝える携帯端末を開発、テレノイドを手のひらサイズに」2010/11/09

ROBOT LABORATORY 「テレノイド記者会見」2010/08/11